6月20日から4泊6日の予定でミクロネシア連邦・コスラエ州政府観光局主催のコスラエ視察ツアーに参加させていただきました! ここ最近、ダイビング雑誌にも少しずつに登場し出したコスラエはいったいどんなところなのか? 自分の目で確かめてきましたよ!
さて、6月20日(木)、いつもより少し早く仕事を切り上げ、オフィスのある名古屋・栄から中部国際空港へ! 今回は5月中旬から運行が開始された栄からの高速バスでセントレアに向かうことに! ダイビング器材をごろごろ転がしながらの階段の上り下りや乗継はとても大変ですので、栄からの高速バスは利用価値高いですよ!
ユナイテッド航空の夜便は、木曜日ということもあり、思っていたよりも混んでいました。小さいお子様を連れたご家族、初海外なのかな?と思われる挙動不審な学生さん... グアム便らしい光景でした。
ミクロネシアやマーシャルに行くときに避けて通れないのがグアムでの空港滞在... もちろん午前便でグアム入りして1泊するというのも手ですが、私のように仕事終わりにそのまま出発すれば有給を一日セーブできますからね! グアムでの空港滞在は結構エアコンが効いているので、上着や毛布をお持ちいただいたほうがいいかと思います。ビジネスクラスやラウンジが利用できるカード(プライオリティパス等)をお持ちの方はラウンジで過ごされるのもいいと思います。今回私はデルタのラウンジを使うことにしましたが、ユナイテッドのラウンジにはないシャワーもあり、とても快適な滞在となりました。
さて、グアムからはアイランドホッパーと呼ばれる便にご搭乗いただきます! これで搭乗何回目なんだろうか... この便はグアムを出発するとチューク、ポンペイ、今回の目的地のコスラエ、クワジェリン、マジュロと経由し、ホノルルに向かう便です。機会があればこの便でホノルルまで行ってみたい!
搭乗するとチュークの大家族が機内の3分の1くらいを占領。いったい何が起こったのか?? もちろん指定された席に座ることもできず、CAさんに案内された席のお隣には、なっ、なんと、一昨年マーシャル会でお会いしたデザイナーのMさんご夫婦が! なんという偶然! これも何かの縁ですね~ 久しぶりの再会で本当にびっくりしましたが、とてもうれしかったです。
そうそう、このアイランドホッパー便、事前座席指定可能ならば窓側F列がおススメです。天候の関係で航空ルートがいつも同じとは限りませんが、チュークやポンペイなど環礁がある島と周りに環礁がないコスラエの違いがよく観察できると思いますよ。
チュークで団体さんが降りられ、オリジナルの席に戻ると、今度はお隣が私がお手配させていただいてマーシャルにダイビングにお出かけのO様が! 今回はいろいろな出会いがあり、幸先良いスタートとなりました。
さて、ポンペイも経由し、いよいよコスラエに到着です!

ちょっと花に隠れていますが、コスラエ国際空港です! 東隣はマーシャル(クワジェリン)なので、歴とした国際空港になります。
入国審査を無事に終え、税関も通過し、コスラエ上陸! 今回の視察ツアーの方と合流の後、コスラエ州政府観光局の村山さんとご対面! 花環をいただき、いよいよコスラエツアーのスタートです!

早速観光スタート! まずは「ウィア・バード・ケーブ」から!

ヤシの木を見ると南国を感じますね。

数千羽のアマアナツバメが棲む巨大洞窟!

湿度が高いところということもあり、シダ植物もとても多かったです。

「ウィア・バード・ケーブ」の内部から。写っているのは村山さん(左)と観光局長のグラントさん。

綺麗な花もあちこちに咲き乱れています。

次は「イェクラ・バニヤン・ツリー」。

ジブリの世界へようこそ!

今日の宿泊は「コスラエ・ノーティラス・リゾート」。コスラエで最もラグジュアリーなホテル。コスラエには3つのリゾートがあり、それぞれにレストランとダイビングショップがあります。

ノーティラスリゾートのプール。ポンプ故障中なんだとか...

ここノーティラスは裏庭で野菜を栽培しているので、とても新鮮でおいしいお野菜をいただくことができますので、ツナサラダがおすすめ! でも、コスラエアンはあまり野菜を食べないのだとか...

ダブルベッドが2つの通常のお部屋。

到着時に頂いた花環とタンジェリン(コスラエみかん)。このタンジェリンは1920年代に日本の鹿児島から伝わったといわれているミカンの一種です。

コスラエのリゾートで唯一バスタブがあります。お湯は十分に出ますよ!
さて、思っていたよりも時間があるので、観光の続きに行きましょう!

「レラ遺跡」に行ってきました! スーパー横のフェンスに沿って行って、果たして遺跡はあるのか...?

全然観光地っぽくないでしょ? 看板を見逃したらきっと辿り着けませんよね...

これが「レラ遺跡」です。この植物を取り除かないと将来的に崩れてしまうのではないかといわれているそうです。

「レラ遺跡」は西暦1,400年頃に栄華を誇ったレラ王朝の遺跡で、「太平洋の謎」と言われています。


タロイモやブレッドフルーツ(パンの実)を叩いて磨り潰した石、コショウ科の植物の根を叩き潰して絞って作る、南太平洋地域では「カヴァ」と呼ばれている「サカオ」を作った石など、数百年たった今でもはっきりとした形で残っています。石のくぼみがその名残です。

遺跡の至る所で、玄武岩の荘厳な城壁にガジュマルが絡み付き、とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。


「レラ遺跡」の入り口にある「エース・ハードウェア」。約2か月ぶりに食料が届いたそうで、棚には食材がいっぱい! でも、ない時は本当にすっからかんらしい...

コスラエ島は、「Island of the Sleeping Lady(眠れる美女の島)」と呼ばれており、こちらが「スリーピングレディ」です。

コスラエの車のナンバープレート。先ほど見た「スリーピングレディ」がうっすらと描かれています。右から頭、胸、お腹と連なっており、コスラエの象徴として島民にも親しまれています。

今日の夕食は3つのリゾートの中では一番空港に近い「パシフィック・ツリーロッジ・リゾート」の「バリーズ・レストラン」。マングローブ樹林をうまく活用した作りになっています。

マングローブの上にかかる橋。この橋を渡って「バリーズ・レストラン」に向かいます。

レストランは入り江に面していて、水面が穏やかな日は写真のように山や雲が水面に映ります。

スタッフが歌で歓迎してくれました。コスラエアンのおもてなしは本当にすごいです! ぜひ皆様ご自身で体験してください!

このちょっとした「心意気」がうれしいですね。

テーブルにものすごく映えるきれいな色ですね。

だんだんと日が陰ってきました。ここコスラエでは年中通して雨が多い=雲が多いので、なかなかきれいな夕日が見られないとのことですが、今日はどうかな?

日曜日に食べるコスラエ伝統のスープ。食材はいたってシンプルで、ココナッツとお米がベースで、魚と玉ねぎ、ココナッツペーストを加えて煮込みます。各ご家庭によって調理法や具に違いがあるそうですが、どこの家庭でもとっても美味しいそうです。コスラエに行ったら一度は食べて頂きたい一品です!

今日は金曜日ということもあり、マングローブガニがお値打ちに楽しめるんです! ここ「バリーズ・レストラン」は日替わりでお値打ちなディナーを用意してくれています。

到着時に頂いた花環と夕食時に頂いたレイ。できることなら持って帰りたいけど、税関で引っかかってしまうので無理なんですよね...
明日はいよいよダイビングです! どんな海が待っていてくれるのでしょうか? とっても楽しみです!
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