夜中の3時頃、あまりの寒さに目が覚めた。1時ごろ寝たときは暑くて短パン・Tシャツにボートコートを羽織っただけで寝ていた。支給された毛布が重たかったので、あまり着たくなかったのもあったんだけど… でも、寝る間際にもっちゃんの言っていた言葉の意味が身にしみて分かった… うーん。でもまだ寝られる… 二度寝しよう…


エジプトももう9日目。残り3日になってしまった… 今日は砂漠で日の出を見ます。エジプシャンはうちらが寝るころまだ起きていたのに、うちらより早く起きていた。そういえばもっちゃんはお祈りのために4時には起きるって言っていたな…


そうそう、ラマダンが明けたので今日からサマータイムに逆戻り。日本との時差も7時間から6時間になりました。新年おめでとう!


DSCF4035.jpg
新年1日目の日の出です。少しずつ太陽が姿を現し出しました。


DSCF4039.jpg
真っ赤に輝く太陽。今日もよい一日でありますように…


DSCF4042.jpg
ベドウィンの恰好で日の出をを狙うむらいさん。


DSCF4043.jpg
白い石灰岩が太陽に照らされピンク色に輝きます。影がとっても長いです。


DSCF4050.jpg
太陽に祈りを捧げます。(モデルはメンバーさんです… あしからず)


DSCF4051.jpg
素敵なワンショットを狙うためにカメラのセッティングも怠りません。


DSCF4052.jpg
そうこうしていると朝食の時間です。なぜかインスタントみそ汁も出てきました! うーん、懐かしい味。


DSCF4053.jpg
朝食も終わりスタッフが片づけをしてるとき、もっちゃんが白砂漠や黒砂漠、クリスタル砂漠などの説明をしてくれました。


DSCF4057.jpg
もっちゃんがアラビア文字でみんなの名前を書いてくれました。


DSCF4060.jpg
これは僕の名前「タカマサ」をアラビア文字で書いてもらいました。


そうこうしているうちに片づけも終わり、白砂漠、黒砂漠、クリスタル砂漠撮影に出かけます。またランクル80、3台に便乗して移動します。


DSCF4062.jpg
白砂漠にはいろいろな形の「自然の造形」がありますが、これは鶏の親子です。ラクダに見えたり、人の顔に見えたり、とても面白いです。


DSCF4064.jpg
白い石灰岩に写る影も絵になります。


DSCF4074.jpg
体調がすぐれずダウン気味だったむらいさんの「復活の舞」!


白砂漠からクリスタル砂漠へ30分ほど移動します。


DSCF4089.jpg
クリスタル砂漠の洞窟の入口。本体は風化により、現在はこの入口しか残っていないとのこと。


DSCF4092.jpg
何処までも続くサハラ砂漠。ここから3時間も走ればリビア国境に到着できるとのこと… それにしても空が青い!


DSCF4100.jpg
クリスタル(水晶)の結晶。人が持ち出したり風化でどんどん量が減っているそうです。皆さん、持出禁止ですよ!!


DSCF4106.jpg
キャンプ中お世話になったもっちゃん(左端)と3人のドライバーたち。


クリスタル砂漠を後にして、黒砂漠に向かいます。またまた30分ほど移動です。


DSCF4108.jpg
途中、ベドウィンのお宅に寄った際に足湯につからせてもらいました! ベドウィンはみんな親戚みたいなものなので、みんなずけずけとお家に入っていきます。


DSCF4111.jpg
お家の内部。真ん中の水路は暑いときに外から水を流し混んで冷却するためにひかれているとのこと。考えられていますね。


DSCF4124.jpg
黄色の砂の上に鉄鉱石が残って黒々と見える黒砂漠が延々と続きます。


白砂漠、クリスタル砂漠、黒砂漠でたくさん写真を撮って、バハレイヤに1時間くらいかけて戻ります。


今日は新年1回目のお昼の礼拝が13時から街中のモスクで行われるため、大慌てでバハレイヤのホテルに戻り、お世話になった3人のドライバーさんに別れを告げ、昼食を摂ります。日本でいう初詣みたいなもののようですが、ホテル従業員も仕事そっちのけで礼拝に出かけてしまいました。それだけ重要な礼拝なのだそうです。


DSCF4135.jpg
「International Hot Spring Hotel」での昼食。この後にメインのチキンが出てきます!


DSCF4141.jpg
「International Hot Spring Hotel」ロビー棟。白と青の鮮やかなコントラストが素敵です。


ホテルで昼食を摂り、トイレを済ませ、2人が待つカイロへ向かいます。もちろん帰りも4時間くらいかかるはずです… ここからはマイクロバスに乗り換えです。


DSCF4148.jpg
行きに寄った観光警察署で砂漠を後にする手続きをしている間にバハレイヤの街を撮影!


DSCF4158.jpg
サリサリショップ? コンビニみたいなものですね。日用品なら何でも揃いそうです。


DSCF4160.jpg
現地の子供たちが寄ってきました。でも、カメラを向けたら固まっちゃいました(笑)


手続きが終わりバハレイヤを後にします。帰りも行きと同様、カイロとバハレイヤの中間地点で休憩です。見慣れた砂漠の風景ですが、なぜか既に懐かしい感じがします。


さて、帰りももっちゃんにトークしてもらいましょう! 今回はアラビア語講座です! アラビア語は28文字によって構成されているとのこと。なかなか発音が難しく、喉の奥から音を出さなければいけない文字も2~3あるようで、その克服が大変そうでした。「アラビア語の前にまずは英語を何とかしないと…」っていう声が聞こえてきそうです。いろいろ教えてもらっている間に中間地点までやってきました。トイレ休憩と燃料補給です。


DSCF4164.jpg
これ、給油スタンドです。大丈夫かな?? 日本じゃ絶対に認可下りませんよね…


ここからカイロまでは約2時間。今度はもっちゃんは何を話してくれるんだろう?? 期待していると、次は今回のツアーでは行けなかったルクソール・アスワン・アブシンベルについていろいろ話をしてくれました。


実は、今回のフォトツアー、最初の原案はシャルムエルシェイクのダイビングの後ルクソール方面を回るコースだったのです。もっちゃんが熱く南部エジプトのことを語ってくれたので、バスの中は「次回は満月の中でのキャンプ&ルクソール方面だね!」という話で盛り上がりました! もちろんガイドはもっちゃんですよ!


そうこうしていると、カイロ、ギザ市内に入ってきました。ラマダン明けということもあり、街中は人であふれかえっています。これは外を出歩いたら大変なことになりそうだ… ちょっと危険なにおいがしました。


さて、ついにギザのホテルに到着! すると、カイロに滞在をしていたお二人が元気な姿で出迎えてくれました!! いやぁ~ 本当によかった!! お二人にウェルカムドリンクを運んでもらい、チェックインです。


荷物を運びいれ、ちゃちゃっとシャワーを浴びて夕食に出かけます。


DSCF4184.jpg
お部屋前の廊下から市内をみるとこんな感じです。


DSCF4190.jpg
夕食での一コマ。やっと全員揃いましたね! よかったよかった。


食事後はホテルに戻り、写真観賞会をしました。皆さんそれぞれ個性があり、同じ所で撮っているのにこんなに違った写真が撮れるんだぁ~と感心していました。写真の奥深さを痛感させられました。次回はいいカメラを持ってきたい、そう思いました。


さあ、明日はエジプト最終日。観光のオンパレードです!


★海も陸もとっても自然を愛するカメラマン 「むらいさちさん」 のホームページはこちら!


    header.jpg


★国内・海外ダイビングツアーやダイビングの事なら PADIダイビングインストラクター常勤


 ダイビングツアー専門旅行会社 トラベルプロ・ブルーダイバーズ へ!


    banner_blue.gif


★お問い合わせは 上記ホームページ または こちら から!  ⇒  tag_b07.gif